せどりを始めたいけど失敗してしまうことが怖い人もいるのではないでしょうか?
実際にせどりはリスクの少ないビジネスと言われていますが、全くリスクがない訳ではありません。
失敗して借金を背負う人もいますから、舐めてかかると痛い目に遭います。
せどりも立派なビジネスですから、真剣に取り組む必要があります。
今回は初心者向けに、せどりの失敗体験談とそこから学べる8つの教訓を紹介します。
目次
せどりに失敗はつきもの
最初に大前提として話しておきたいのですが、せどりを始めたら失敗ばかりするでしょう。
というのも今までに全くせどりをやったことがない人が始めたら、仕入れや出品や発送で失敗はしてしまいます。
全くの失敗無しでビジネスを進めることはできないのです。
例えば、やったことがないゲームを始めた場合、凡ミスばかりを繰り返してしまいますよね?
ですが毎日やっていくうちに次第にミスが減っていき上達していきます。
せどりも全く同じ。せどりというゲームをしたことがないのならば失敗をするのは当然。
したがって、失敗をすることを前提として、大きな失敗をしないように自分の失敗体験談を解説したいと思います。
故障品を仕入れてしまう
中古家電を仕入れている時に起こしてしまいがちなミスがジャンク品でしょう。
ジャンク品とは「故障している商品」のことであり正常に動作ができず不具合が起こります。
例えばプリンターだったら、
・インクが出ない
・紙を吸い取ってくれない
などのトラブルが起こり、商品として使い物にならない状態のことです。
ジャンク品を仕入れてしまったら、その商品を売ることはできませんから赤字になります。
したがって、ジャンク品を仕入れるのは避けなければなりません。
ジャンク品対策としては、ネット仕入れなら低評価の人とは取引をしないということです。
明らかに評価が低く他の人から批判されているような人は、まともな商品が届くとは思えません。
なので、商品を仕入れる時は相手の評価を注視するようにしてください。
フリマサイトのユーザーとのトラブル
ネット仕入れをしているとフリマサイトのユーザーとトラブルになってしまうこともあります。
信じられないほど自分勝手なユーザーも居て、ストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
しかし、フリマのユーザーとの揉めことは、できるだけ我慢した方が良いでしょう。
というのも下手に喧嘩になってしまったりすると低評価をつけられてしまって、今後にフリマサイトでの障害となってかもしれません。
したがって、できるだけ理不尽なユーザーと取引しないように取引前に評価をチェックしておくようにしましょう。
特に理不尽なユーザーが出品しているような商品は品質が悪いことも多いので、購入時の評価チェックは徹底するようにしてください。
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汚い商品を仕入れてしまう
せどりを始めたばかりの頃は利益の出る商品が見つからないので、なんとしても利益を出す為に、汚い商品を仕入れてしまったことがあります。
特に嫌だったのが掃除機で、どこで使ったのか分からないほど汚れている掃除機だったのですが、欲しい人がいるみたいでメルカリとかで売れていましたね。
持っている資金が少ないと、このような汚い商品を仕入れて利益を出さないといけなくなるので、せどりを始める前には多めの資金を用意しておいた方が良いです。
昔のようにブックオフの100円の本が1万で売れたりする時代は終わりました。
資金がないと稼ぎが出せない時代なのです。
重すぎる商品を仕入れた
利益の出るビジネスプリンターを仕入れたのですが、15キロを超えるほどの重さで、発送準備をするだけでも大変でした。
フラフラになりながら、なんとか発送できましたが、重すぎる商品の仕入れは気をつけた方がいいでしょう。
重すぎる商品は、利益が出るとしても怪我をしてしまうリスクもありますから、扱わない方が無難です。
「健康が何よりも大切」です。怪我だけはしないように注意しましょう。
赤字の商品を仕入れる
最初は利益の計算が上手くできず、損する商品を仕入れてしまうこともあるでしょう。
手数料や送料まで把握しておかないとダメなのですが、最初は知らなかったり計算ミスなどをしてしまって損してしまうこともあります。
実際に自分もリサイクルショップで利益の出ない商品を仕入れまくって、全く意味のないボランティアのような仕事になってしまったこともありましたね。
フリマサイトの手数料や送料、FBAの手数料や保管料など、覚えておかなければならない料金はたくさんあるので、間違えないように気をつけてください。
資金に対して高過ぎる仕入れ
持っている資金が少ないのに、高いものを仕入れてしまうと資金が無くなってしまいます。
資金がショートしてしまうと、せどりができなくなってしまい何もできない時間が過ぎるだけになってしまうので気を付けてください。
他人のせどりブログを参考に、高額な商品を仕入れているので真似したくなってしまい、1商品仕入れてみました。
しかし、1つの商品で9割の資金を使ってしまったので、お金がなくなってしまって何もできなくなってしまいましたからね。
3万円しか持っていないのに、8000円の仕入れをするのはダメです。
3万円ならブックオフの100〜200円仕入れをしていくのが資金的に正しい方法です。
充電が切れる
家の外で仕入れをしている時に、スマホの充電が切れてしまったら大変なことになります。
「店舗仕入れ」も「電脳仕入れ」もスマホを使うのが必須なので、スマホが使えないと何もできなくなってしまいます。
スマホ充電対策では、モバイルバッテリーを所持するのが最も有効です。
通常の充電器ではコンセントがないと充電ができませんでしたが、モバイルバッテリーなら何処でも充電できますし、充電しながら仕入れをすることも可能になります。
小型のモバイルバッテリーでもスマホ2回分の充電に相当しますので、Amazonなどで口コミの良いものを1つ持っておくと良いでしょう。
部屋が散らかる
せどりをすると仕入れた商品は家に持って入りますから、部屋の中に商品を置くことになります。
そのため、荷物が溜まり、片付けが苦手な人は、すぐに部屋が散らかってしまいます。
足の踏み場がないほど散らかっていた時期もあります。
部屋が汚くなると、身体的にも精神的にもストレスがかかってしまう可能性があります。
もしかしたら、作業効率が落ちるかもしれません。
部屋の状態だけには気をつけてください。ラックなどを買って荷物を効率よく置けるようにすると良いでしょう。
まとめ
「せどりで起こりうる失敗体験談と対策方法」について、実体験を踏まえた教訓8選を紹介しました。
初心者だと小さなミスが多発してしまうかもしれませんが、ゲームと同じで誰でも最初はミスをするものです。
同じ失敗をしないように気をつけておけば、少しずつ上手に仕入れができるようになり利益を出せるようになってくれますよ。